ユーゴスラビアで生まれその後イタリアに移住したギターリスト、Marko Pavic率いるKey.入りの5人組正統派メロディアスHRバンドが'05年にリリースしたアルバム。まずゲスト・ミュージシャンが豪華で、Kee Marcello、Tony Franklin、Vitalij Kuprijといった超一流のミュージシャンが参加しています。そしてVo.を務めるのはChris Catenaです。内容もかなり質の高い正統派メロディアスHRになっており、メジャー級のクオリティを誇っています。サウンドもさすがにゴージャスでプロダクションも一流の出来です。分厚いコーラスやソリッドなギターがふんだんにフィーチュアされた王道正統派メロディアスHRサウンドはその手のマニアにとってはヨダレもんの音ではないでしょうか。スピーディな正統派様式美HRチューンの#7もめちゃくちゃカッコイイですよ。そして驚くなかれラストでRAINBOWの名曲”Death Alley Driver”をカヴァーしているという嬉しいオマケも付いています。正直日本盤がリリースされても不思議ではない完成度の高さです。これは永遠に売れそうなアイテムなので今のうちにもっと仕入れないといけないかもしれません。こんなものが'05年にリリースされていたとは知りませんでした。ビックリです。イタリア盤。