ROCK AVENUE RECORDS ロック・アヴェニュー・レコーズ

80年代～90年代前半のBANDが再結成をし始めて久しい昨今。数々のBANDがシーンに戻ってきた。もちろんそれは嬉しい、そして懐かしい。が彼らが光り輝いていた栄光、マジックに満ちた楽曲。それらは一度歩みを止めた彼らを何も担保してくれない。過去のマジックにかかったままのファンは、その頃でまだ止まっている。彼らの復帰に心躍らせ、そして期待をする。「再結成」の響きに歓喜し、そして出てきたアルバムを聴き、落胆する。ここ数年はそんな事が多かったのではないだろうか？ しかし数少ない例外もある。そう、稀である。そしてそんな例外がこのVALENTINE！ 恐らく、メロディックロックを主食としている方なら、#1曲目の1音を聴いただけでその会心の当たりに、目を覚ますでしょう。ヒューゴの心地よいスティーヴ・ペリー激似声に身をゆだねたまま#2へ。ここまでの流れは完璧！#3はタイトルトラック。タイトルトラックというのは往々にして「当たり」「外れ」が激しく不安になるが、このVALENTINE期待を裏切らない。#4のBON JOVIの「DRY COUNTY」のイントロを彷彿とさせる流れからのバラードの#5も素晴らしい。そしてハイライトは#6。過去の自分達への敬意を表した様な1st ALBUMを想起させる「これぞVALENTINE！」必聴の1曲！！後半若干失速するものの、それでも全然の及第点！「こういう再結成してよぉ～」と誰もが思うであろう全メロディックロックファン垂涎のサウンド。こんな大事なアルバムをひっそりとリリースしてる場合じゃないッス！マジで。

拡大表示	VALENTINE (US) / Soul Salvation 販売期間: 価格: 2,400円 (税抜 2,182円) 購入数: 枚 在庫 × 入荷連絡を希望 返品についての詳細はこちら 友達にメールですすめる