アメリカ出身の女性メロディック・ロック・ヴォーカリストが'07年にリリースした7thアルバム。彼女の夫James Christian(HOUSE OF LORDS)とTommy Denanderがプロデュースした本作は正にあの歴史的名盤「Trouble Or Nothing」を彷彿させる極上のハード・ポップ・アルバムに仕上がっており、めちゃくちゃ最高です。至極のメロディ・メイカーTommy Denanderが作曲でも全面的にサポートしているので良いのは当たり前なのですが、それを差し引いてもこの次から次へと出てくるキラー・チューンの怒涛の攻撃は何なんでしょうか。もはやTommyはDesmond Child級のソングライターへと確実に近づいています。これぞ女性ハード・ポップといった感じの教科書的なチューンによって埋め尽くされています。全ハード・ポップ・ファン100%必聴盤と言える完璧なアルバムです。イタリア盤。 ※日本盤リリースなし