ベストセラー再入荷!
強烈アイテム!後にMR. BIGで大成功を収めることになるEric Martin(Vo.)が「415」というバンド名で結成し後にERIC MARTIN BANDと改名したUSカリフォルニア産ツインG.&Key.の6人組メロディアス・ハード・ロック・バンドの初期音源集。タイトルからも分かる通り'83年にElektraからリリースされたデビュー・アルバム「Sucker For A Pretty Face」のオリジナル・セッション音源で、Elektraの要望により別スタジオ&別エンジニアによって再レコーディングされたElektraヴァージョンとは全くの別音源で、スタジオはFantasy Studios(JOURNEYの「Escape」がレコーディングされたあのスタジオ!)でレコーディングされたオリジナル音源15曲(内7曲は未発表曲!)に”Don't Stop”のシングルのB面に収録されていたThe SUPREMESの”Stop In The Name Of Love”のカヴァーを加えた全16曲が収められた正しく初期音源集。リマスター。個人的に本作はNIGHT RANGERの1stとカナダのWRABITの1st、そしてHONEYMOON SUITEの2ndとともに'80年代の北米ロック・アルバムの中で別次元に位置するアルバムの一つなので最初にこのインフォを見た時には一瞬心臓が止まってしまったのではないかと思えるほどビックリしました。いやぁこんな音源があったんですねぇ。しかもバンドによるとこのオリジナル・ヴァージョンは多くの曲がElektraヴァージョンとは完全に異なるアレンジで行われておりこのオリジナル・ヴァージョンの方が優れているということなので早く全曲聴きたくて仕方がないです。日本人でこのアルバムを聴いたことがないという人はあまりいないと思いますが未聴という方に少し語らせて頂きますと、本作は間違いなくアメリカン・メロディアス・ハード・ロックを語る上で欠かすことの出来ない傑作中の傑作に位置付けられる一枚で、全編文句の付けようのない完成度を誇る極上のメロディアス・ハード・ロック・チューンが次から次へと押し寄せてくるとんでもないアルバムになっています。当時初めて聴いた時の衝撃といったらそれはそれはハンパじゃなかったです。躍動感溢れる#1、#4、#6、#7、#9等を聴いて身体が動かない人は今すぐ音楽を聴くのを止めた方がいいと思います。正に完ぺきなアメリカン・メロディアス・ハード・ロック・サウンドを作り上げています。叙情的なピアノがしびれるハード・ポップ・チューンの#3等もとんでもない名曲で、当時これほどの曲を作るバンドもそうはいなかったのではないでしょうか。胸を締め付ける#5や#10もJOURNEYを超えたいっても言い過ぎではない究極のバラードになっています。とにかく捨て曲が一曲もないという正に奇跡の一枚で、こんな凄いアルバムこの先もそうは出てこないと確実に断言出来ます。Ericのヴォーカルもこの頃から飛び抜けた上手さで、その後の大成功が手に取るように分かるもの凄い歌唱を披露しています。ちなみにドラムはこの後TESLAに加入する凄腕ドラマー、Troy Lucckettaです。この人マジに上手いんですよねぇ。当時コピーしようとしたんですけど結局完ぺきには出来ませんでした笑。このバンドでもっとたくさんのアルバムを作ってほしかったんですけどマネージャーとElektraの間のトラブルによって結局本作のみで契約を切られてしまいます。残念です。MR. BIGと思ってバカにしてスルーすると一生後悔するアルバムなのでメロディアス・ハード・ロックというものが好きだったら確実に持っていなければならない歴史的一枚です。既に日本のEric Martinファンの間でも大騒ぎとなっているらしいので売れ切れる前に押さえておいてください。マニア御用達レーベルMetallic Blue Recordsより渾身のリリース!アメリカ盤。
Tracklist:
01. Sucker For A Pretty Face
02. Don’t Stop
03. Private Life
04. Letting It Out
05. Young At Heart
06. One More Time
07. Catch Me If You Can
08. Love Me
09. Can’t Take My Eyes Off Of You
10. Love In Question
11. Been Around And Back Again
12. King Of The Hill
13. Love Lines
14. Street Dance
15. Rock This Town
16. Stop In The Name Of Love (The Supremes cover)
↓ちなみにこれは当時のTV出演時の映像です。Eric女の子みたい!